室内で寝る時間が多くなってきたシニアのワンちゃんでも、ノミダニの対策は必要なのでしょうか?
散歩にもあまり行かなくなってきたし、とくに対策をしていない飼い主さんもいるかもしれません。しかしノミダニに噛まれる危険性は、外での散歩時にはもちろん室内でも起こり得ることなのです。
ノミはどこから来る?犬への感染経路は?
シニアでもまだ散歩に行けるワンちゃんなら、散歩のコースによってはノミに感染することがあります。犬はどんな場所からノミに感染してしまうのでしょうか?
ほかの動物からうつる
公園や散歩中にほかの犬や動物と接触することで、ノミがうつることがあります。ノラ猫や予防をしていないほかの犬などからもうつることが考えられます。会う頻度は少ないですが、シカやリスやコウモリなどの野生動物からも感染することがあります。
屋外での活動時
ノミは草むらや公園などにも生息しています。公園や草むらを散歩中したり、土や芝生の上で遊んだりすると、ノミが体にうつることがあります。

僕たち草むらにいるぞ~
ペットホテルやトリミングサロン
ペットホテルやトリミングサロン、ドッグランなどほかの犬が多く集まる場所では、ノミがうつりやすくなります。
家庭内での感染
ほかのペットがいる場合にそのペットや人間の衣服や靴などに付着して、家に持ち込まれる場合があります。家の中に侵入したノミが、カーペットや家具の隙間に潜んでいることがあり、犬がこれらの場所に近づくと、ノミがうつることがあります。
マダニはどこからくる?犬への感染経路は?
マダニは主に森林や草地、茂みなどの環境に生息しており、これらの場所は犬が散歩する際に通ることが多いため、感染のリスクが高まります。マダニは、動物や人間に寄生し、血液を吸うことで栄養を摂取します。犬への感染経路にはさまざまな経路があります。
直接接触
マダニは主に草や低木に生息しており、犬がこれらの場所を通り抜けるときに体に付着します。特に春から秋にかけて、草むらや森林で遊ぶ犬はマダニに感染する危険が高まります。
ほかの動物からの感染
野生動物(例えば、シカやウサギ)やほかの感染したペット(猫や犬)がマダニを運ぶことがあります。犬がこれらの動物と接触することで、マダニが移動することがあります。
屋外活動での感染
犬が屋外で活動する際、特に湿気が多く、草や木が密集した場所ではマダニのリスクが高まります。ハイキングやキャンプなど、自然の中で過ごす時間が長いほど、感染の可能性も増します。
飼い主など人間を介しての感染
飼い主をはじめとする人間が、家にマダニを持ち帰ることもあります。例えば、飼い主が草むらを歩いた後、服や靴に付いたマダニが犬に移り、感染することがあります。
ノミマダニを介してどんな病気になる?
ノミからうつる病気は?
ノミの唾液に対するアレルギー反応により、皮膚炎やかゆみが生じる皮膚炎や、ノミに大量に吸血されることで引き起こすことがある貧血などがあります。特にシニア犬や健康状態が良くない犬では、深刻な影響を及ぼすことがあります。ノミは条虫の中間宿主であり、犬がノミを飲み込むことで条虫に感染することもあります。これにより、消化器系の問題が生じることがあります。
マダニからうつる病気は?
マダニはライム病、バベシア症、アナプラズマ症などの病原体を媒介します。これらの病気は犬に深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。

ノミもマダニも怖いわ・・・
うつりたくないわ( ノД`)
感染予防策はどうする?
ノミマダニに感染しないように予防するには、どのようにすればいいのでしょうか?
定期的なノミマダニ予防薬の使用
ノミマダニに感染しないようにするには、獣医師と相談の上適切な予防薬を使用することが効果的です。
屋外活動後の確認
散歩や遊びから帰った後は、犬の体にマダニが付着していないか確認します。もしマダニが付いていたら、手袋を着用してピンセットでマダニの頭が残らないように、ゆっくりとまっすぐ引き抜きましょう。捕まえたマダニは袋に入れ密封して捨てましょう。
犬の体にノミが付いているのを見つけたら、コームでとかして取り除きましょう。取り除いたノミは潰してはいけません。潰すと卵などがちらばる可能性があるので、石鹸水やアルコールの入った容器に入れて駆除しましょう。
衛生管理
散歩や遊び場を選ぶ際は、ノミマダニが多く生息している場所を避けることが有効です。また、帰宅したら犬の足や体をタオルで拭いて清潔に保ちましょう。
シニア犬はノミマダニ予防はしない?
ノミダニに感染することの恐ろしさはわかりましたが、予防薬が体力が衰えてきたシニア犬にも安全なのか心配ですね?ノミダニの予防薬はいつまで必要なのでしょうか?

シニアのチーちゃんは予防薬を使っても良いのかしら?
予防薬は何歳からいつまで必要?
犬は生後数ヶ月からノミやマダニの予防を始めることが重要です。特に、外出する機会が多い場合は、早めに予防を行うべきです。高齢犬でもノミやマダニの予防は重要です。健康状態によっては、獣医師と相談しながら適切な予防策を選ぶことが推奨されます。
一般的には、ノミやマダニの活動が活発な季節(春から秋)には定期的な予防が推奨されますが、地域によっては通年での予防が必要な場合もあります。
シニア犬でもノミマダニ予防薬は必要になることが大半
シニアになってから家で寝ていることが多くなっても、ノミダニはあらゆる感染経路で侵入してくることがあり、おうちの犬に感染してしまうことがあります。シニアになっても、獣医師と相談のうえ年齢や体調に適切な薬を使用して、ノミダニから愛犬を守ってあげましょう。



